【完全保存版】ファンダメンタルズ分析とは?企業の「真の価値」を見抜く方法
株式投資において、チャートの形から値動きを予測する「テクニカル分析」と並んで重要なのが、企業の業績や財務状況から株価の割安・割高を判断する「ファンダメンタルズ分析」です。
- ファンダメンタルズ分析の基本的な考え方
- 決算書(PL/BS)の見るべきポイント
- PER、PBRなどの重要指標の使い方
1. ファンダメンタルズ分析の基本概念
ファンダメンタルズ(Fundamentals)とは、日本語で「経済の基礎的条件」と訳されます。株式投資においては、企業の「売上」「利益」「資産」「負債」などのデータのことを指します。
短期的な株価は需給(人気)で動きますが、長期的には企業の本来の価値(業績)に収斂するという考え方が根底にあります。
| 分析手法 | 主な判断材料 | 得意な期間 |
|---|---|---|
| ファンダメンタルズ | 決算書、ニュース、経済指標 | 中長期投資 |
| テクニカル | チャート、出来高、移動平均線 | 短期売買(デイトレ等) |
2. まず覚えるべき「3つの割安・健全性指標」
企業の通知表である決算書をすべて読み解くのは大変ですが、まずは以下の3つの指標をチェックする癖をつけましょう。
PER(株価収益率)
会社が稼ぐ利益に対して、今の株価が何倍まで買われているかを示します。
目安:15倍以下なら割安とされることが多いですが、業種によって平均値は異なります。
PBR(株価純資産倍率)
会社の持っている資産に対して、株価がどの程度の水準かを示します。
目安:1倍を割れると「解散価値」を下回っており、かなり割安と判断されます。
ROE(自己資本利益率)
株主から集めたお金を、いかに効率よく使って利益を生んでいるかを示します。
目安:日本株では8%以上が優良、10%以上だと高効率と言われます。
自己資本比率
会社の全資産のうち、返済不要な自分のお金がどれくらいあるか(倒産しにくさ)。
目安:40%以上あれば倒産リスクは低いと一般的に言われます。
3. 決算書(財務諸表)のどこを見る?
上場企業は四半期ごとに決算を発表します。特に注目すべきは以下の2つです。
損益計算書 (P/L)
会社が「いくら稼いで、いくら使って、いくら残ったか」の成績表です。「売上高」が伸びているか、そして本業の儲けを示す「営業利益」がしっかり出ているかを確認しましょう。
貸借対照表 (B/S)
決算日時点での「財産」と「借金」の状況です。現金が十分にあり、借金が多すぎないかを確認します。
まとめ
ファンダメンタルズ分析は、すぐには結果が出にくいですが、長期的に資産を築くためには必須のスキルです。まずは自分の気になっている銘柄の「PER」と「自己資本比率」をチェックすることから始めてみましょう。